コラム

Search Consoleに「生成AI」が増えた|住宅会社サイトの実データで見る、AI概要に拾われるページの正体

Search Consoleの左メニューに「生成 AI」という項目が増えました。「Google 検索の生成 AI 機能におけるサイトのパフォーマンスに関する詳細情報を確認できます」という案内を見て、開いてみた方も多いと思います。

この記事は、その中身を実際に開いて数えた記録です。当社が管理する20サイトを1件ずつ確認し、そのうち1件(住宅会社サイト)の3か月分の実数値を、通常の検索パフォーマンスと突き合わせました。結論から言うと、このレポートは「使える」のですが、期待されているほど多くのことは教えてくれません。何がわかって何がわからないのかを、管理画面のキャプチャつきで整理します。

この記事でわかること

  • レポートの開き方と、まだ出ていないときの画面の見え方
  • 支援先20サイトを1件ずつ開いて数えた、実際の提供状況
  • わかること/わからないこと(検索キーワードは出ません)
  • 住宅会社サイトの実データ:生成AI表示は通常検索の11.5%だった
  • 生成AIに拾われていた上位10ページの正体
  • 数字を読むときに間違えやすい4つのポイント
  • 工務店・リフォーム会社が今日からやること5つ

まず結論|押さえるのは3つだけ

この記事の要点

  1. 指標は「表示回数」ひとつだけ。クリック数もCTRも掲載順位も、検索キーワードも出ません。AI経由で何件問い合わせが来たかは、このレポートではわかりません
  2. 拾われているのはブログ記事です。実データで見た上位10ページはすべてブログ記事で、通常検索では2位に入るトップページも、8位の会社概要ページも、生成AIの上位には1つも出てきませんでした
  3. 出ていなくても異常ではありません。段階的なリリースであり、表示回数が少ないサイトは対象外です。当社サイトにもまだ出ていません

「AIに載るための特別な対策」を探してこの記事に来た方には、先に一つだけお伝えしておきます。Googleは検索セントラルのドキュメントで、「AI による概要や AI モードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」と明記しています。このレポートは、新しい対策メニューを増やすためのものではなく、これまでやってきたことの結果を、別の角度から見るためのものだと考えてください。

レポートの開き方と、まだ出ていないときの見え方

入口は「検索パフォーマンス」の中にある

Search Consoleを開いて、左メニューの「検索パフォーマンス」→「検索結果」を選びます。レポートが提供されているプロパティなら、グラフのすぐ下に案内のバナーが出ています。

Search Consoleの検索結果のパフォーマンス画面。グラフの下に「Google 検索の生成 AI 機能におけるサイトのパフォーマンスに関する詳細情報を確認できます」という案内バナーと「レポートを開く」リンクが表示されている
画面1|「レポートを開く」が生成AIパフォーマンスレポートへの入口

この[レポートを開く]を押すと、左メニューの「検索結果」の下に「生成 AI」という項目が現れます。以降はここから直接開けます。

出ていないプロパティは、こう見える

当社自身のサイト(nextoria.jp)には、まだ出ていません。実際の画面がこちらです。

株式会社NEXTORIAのSearch Console画面。左メニューの検索パフォーマンスが1項目のままで、検索結果や生成AIのサブ項目が表示されていない。合計クリック数5、合計表示回数33と少ない数値になっている
画面2|レポートが出ていないプロパティ。「検索パフォーマンス」が開かない

見分け方は簡単で、左メニューの「検索パフォーマンス」の下に[検索結果][生成 AI]が出てこないならまだ対象外です。当社の場合は理由がはっきりしていて、このプロパティを追加したのが2026年8月11日、3か月分を選んでも表示回数が33回しかありません。この状態でAI機能の表示回数が集計されるはずもなく、対象外なのは当然です。

出ない理由は、公式ヘルプが2つ挙げている

Search Consoleヘルプ「生成AIパフォーマンスレポート(検索)」の該当箇所。レポートが表示されない場合の理由として段階的リリースとインプレッション不足が挙げられ、含まれるものとしてAIによる概要とAIモードが記載されている
画面3|公式ヘルプの「レポートが表示されない場合」と「含まれるもの」

公式ヘルプが挙げているのは次の2つです。

  • 段階的にリリースされるため、すべてのプロパティで利用できるわけではない
  • サイトが、Google検索の生成AI機能で十分なインプレッションを獲得していない

そのうえで注記として、「これは、[検索の生成 AI 機能]からサイトを除外したことが原因である可能性があります」とも書かれています。ここは自社で潰せる原因なので、後半の「今日からやること」で点検の仕方を書きます。

もう一点、対象範囲もこの画面に書かれています。含まれるのは「AI による概要」と「AI モード」の2つ。Discoverは別レポートで、Search Labsの試験運用版のデータは含まれません。「AIモードで見かけたのに数字に入っていない」と感じる場合、Search Labs経由だった可能性があります。

支援先20サイトを、1件ずつ開いて数えた

「段階的リリース」と言われても、自分のところに来るのがいつなのかはわかりません。そこで当社が管理する20ドメイン分のSearch Consoleを1件ずつ開いて、レポートが提供されているかどうかを数えました(2026年8月18日時点)。

支援先20サイトのうち生成AIレポートが表示されていたのは16サイト80パーセント、まだ表示されないのは4サイト20パーセントという横棒グラフ
図1|当社管理20ドメインでの提供状況(2026年8月18日時点)

20サイト中16サイト(8割)で、すでにレポートが表示されていました。出ていなかった4サイトは、いずれも新しいサイトか、検索での表示回数がまだ小さいサイトです(うち1つが当社サイトです)。数の少ない調査ではありますが、「ある程度アクセスのある工務店・住宅会社のサイトなら、もう来ている可能性が高い」と考えてよさそうです。まだ見ていない方は、この記事を読む前に一度Search Consoleを開いてみてください。

レポートの中身|わかることと、わからないこと

ここからは、実際にレポートが出ている支援先サイト(住宅会社)の画面で説明します。プロパティ名とページURLはマスクしていますが、数値はすべて実データです。

生成AIパフォーマンスレポートの画面。見出しは生成AI機能でベータ版のバッジが付き、指標は合計表示回数6.45万の1つだけ。表のタブはページ・国・デバイス・日の4つで、クエリタブが存在しない
画面4|生成AIパフォーマンスレポートの本体。指標もタブも通常より少ない

まず目に入るのが、見出しの横の[ベータ版]という表示です。仕様は今後変わる前提で見たほうがいいという合図だと受け取っています。

そして、カードが「合計表示回数」1つしかありません。通常の検索パフォーマンスにある「合計クリック数」「平均CTR」「平均掲載順位」がありません。表のタブもページ/国/デバイス/日の4つだけで、「クエリ(検索キーワード)」タブが存在しません。

通常のレポートと並べると、こうなります。

通常の検索パフォーマンスと、生成AIレポートで見られる項目の違い
項目検索結果(通常)生成 AI
表示回数ありあり
クリック数ありなし
CTRありなし
掲載順位ありなし
クエリ(検索キーワード)ありなし
ページありあり
国/デバイス/日付ありあり
検索での見え方ありなし

出典:Search Console ヘルプ「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」および実際の管理画面(2026年8月18日に確認)。表示回数の定義は「Google 検索の生成 AI 機能でユーザーにサイトへのリンクが表示された回数」。

この差は、実務にそのまま効いてきます。「どのキーワードでAIに引用されたか」はわかりません。わかるのは「どのページが、何回、AIの回答の中でリンクとして出たか」だけです。したがってこのレポート単体で「AI経由の集客が何件」とは言えません。数字を役員会に出すときは、ここを最初に断っておかないと話がずれます。

住宅会社サイトの実データ|生成AI表示は通常検索の11.5%だった

ここからが本題です。同じサイト・同じ3か月(2026年5月17日〜8月15日)で、通常検索と生成AIの数字を並べました。

同一サイト・同一期間の比較(3か月)
通常検索(検索結果)生成 AI 機能
表示回数560,714回64,500回
クリック数11,682回—(計測されない)
表示があったページ数271ページ180ページ
生成AI表示 ÷ 通常検索表示11.5%

出典:株式会社NEXTORIAが支援先の住宅会社サイト1件のSearch Consoleで確認(2026年8月18日)。クリック数は通常検索のデバイス別内訳の合計。

通常検索で100回表示されるサイトなら、生成AI機能では11〜12回ぶん表示が上乗せされている——という規模感です。「AIに全部持っていかれる」でも「まだ誤差」でもなく、その中間にあります。1サイトの数字なので一般化はできませんが、少なくともこのサイトでは、無視できる大きさではありませんでした。

上位10ページは、すべてブログ記事だった

いちばん驚いたのがここです。生成AI表示回数の上位10ページを見ると、10ページすべてがブログ記事でした。

生成AIパフォーマンスレポートのページ別テーブル。上位10ページの表示回数は15468回から1767回まで並び、URLはすべてブログ記事にマスク表示されている
画面5|生成AIの表示回数 上位10ページ(3か月)

一方、同じサイトの通常検索の上位10ページはこうです。

通常の検索パフォーマンスのページ別テーブル。クリック数順の上位10ページに、トップページが2位、会社概要ページが8位として含まれている
画面6|同じサイトの通常検索 上位10ページ(3か月・クリック順)

通常検索では、トップページが2位(クリック1,064回/表示18,822回)、会社概要ページが8位(557回/13,040回)に入っています。会社名で検索した人が着地する、いわば看板のページです。ところがこの2ページは、生成AIの上位10ページには1つも出てきません。

理屈で考えれば、そうなります。AIによる概要やAIモードが答えているのは「〜はいくらか」「〜はどう選ぶか」といった問いであって、「〇〇工務店とは何者か」ではありません。会社紹介ページは、その問いへの答えとして引用されにくい。引用されているのは、質問に正面から答えている記事のほうでした。

ここから言えること

会社案内としてのホームページを整えることと、生成AIに拾われることは、別の作業です。前者は問い合わせ後の信頼づくりに効き、後者は問い合わせ前の接点に効きます。どちらも必要ですが、「サイトをきれいに作り直したのにAIに出てこない」は当たり前だ、という前提を先に共有しておいたほうが、社内の期待値がずれません。

この「AI時代に投資すべきページはどれか」という論点は、検索1位でもクリックは9%。AI検索時代に工務店・リフォーム会社が投資すべきページでも扱っています。今回のレポートは、そこで立てた仮説を自社の数字で確かめるための材料になりました。

表示回数の4分の1が、たった1ページに集中していた

生成AI表示回数64500回の内訳。1位のページが24.0パーセント15468回、2位から10位の9ページが41.4パーセント26693回、11位以下の170ページが34.6パーセント22339回という横棒グラフ
図2|生成AI表示回数64,500回の内訳(表示があったページは全180ページ)

1位のページだけで15,468回、全体の24.0%。上位10ページの合計は42,161回で65.4%に達します。残りの170ページで分け合っているのが34.6%です。

つまり「当たっている1本」が、サイト全体のAI露出をほぼ決めているという構造です。この構造を知らないまま「記事本数を増やせばAIに載る」と考えると、労力の割に数字が動きません。先にやるべきは、すでに当たっている1本を厚くすることです。情報の更新、数字の追加、抜けている論点の補足——このほうが効率が良いのは、通常のSEOと変わりません。

同じサイトでも、拾われる割合はページごとに2倍ちがう

ページごとに「生成AI表示回数 ÷ 通常検索の表示回数」を出すと、差が見えます。

同一サイト内のブログ記事6本とサイト全体平均について、生成AI表示回数を通常検索の表示回数で割った比率を示す横棒グラフ。最高16.1パーセントから最低7.8パーセントまで分布している
図3|ページ別の「生成AIに拾われる割合」(同一サイト・同一期間)

サイト平均が11.5%なのに対して、最も高い記事Aは16.1%、最も低い記事Fは7.8%。およそ2倍の開きがあります。どちらも同じサイトの、同じブログ内の記事です。

ここで注意していただきたいのは、この差の原因を、この数字だけから断定はできないということです。検索キーワードが取れない以上、「その記事が狙っているクエリでAI概要が出やすいのか」「記事の書き方が引用されやすいのか」を切り分けられません。クエリの性質による差である可能性が高いと考えていますが、断定は避けます。実務上は「比率の高い記事の書き方を、低い記事に真似させてみる」という仮説検証のきっかけとして使うのが現実的です。

デバイスの内訳は、通常検索とほとんど変わらない

デバイス別の表示回数(同一サイト・3か月)
デバイス生成 AI通常検索
モバイル40,554回(62.9%)372,481回(66.4%)
PC22,547回(35.0%)179,483回(32.0%)
タブレット1,399回(2.2%)8,750回(1.6%)
合計64,500回560,714回

構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

PCの比率が生成AIのほうが3ポイントほど高いものの、「AIはPCだけの話」「AIはスマホだけの話」といった偏りは見られませんでした。モバイル中心という前提は、AI機能でも変わりません。スマホでの表示速度や読みやすさへの投資は、そのまま効きます。

数字を読むときに間違えやすい4つのポイント

公式ヘルプに書かれている仕様のうち、実務で誤読しやすいものを挙げます。

① 同じサイトから2件出ても、グラフでは1回

公式ヘルプにこう書かれています。「生成 AI の検索結果機能に同じサイトから 2 件の検索結果が表示された場合、グラフの合計では 1 回のインプレッションとしてカウントされます」。AIの回答に自社の記事が2本引用されても、グラフ上は1回です。実際の露出はグラフの数字より多いことになります。

② グラフと表の合計は、一致しないことがある

これは①の裏返しです。グラフはプロパティ単位、ページのタブはページ単位で集計されるため、足し算が合いません。公式ヘルプも「グラフの合計が表の合計と一致しない場合があります。これは通常、集計方法の違いによるものです」と明記しています。ずれていても不具合ではありません。

③ 直近の数字は暫定値(点線)

最新のデータは収集中のため、後から動きます。グラフでは点線で表示されます。日次で一喜一憂せず、週単位・月単位で見るのが安全です。なお日付はすべて太平洋時間(PT)基準で、日本時間とはずれます。日単位で他のツールと突き合わせるときは注意してください。

④ エクスポートすると「~」「-」が0になる

画面上で「~」や「-」と表示されている(データが無い、数値ではない)項目は、ダウンロードしたファイルでは「0」になります。そのままスプレッドシートで平均を出すと、実態より低く出ます。エクスポートして集計する運用にする場合は、ここを踏まえた処理が必要です。

工務店・リフォーム会社が、今日からやること5つ

明るい住宅会社のオフィスで、担当者2名がノートパソコンのグラフを指しながらデータを確認している様子

今日の作業リスト

  1. Search Consoleを開いて、レポートが来ているか確認する(3分)
    「検索パフォーマンス」の下に[生成 AI]が出ていれば対象です。出ていなければ、今回は何もしなくて構いません
  2. 生成AIの上位ページと、通常検索の上位ページを並べて見る(10分)
    この2つがどれくらい違うかが、そのサイトの「AIに拾われ方」です。違いが大きいほど、記事コンテンツで露出を作れているということです
  3. 1位のページに何が書いてあるかを読み直す(20分)
    露出の4分の1を稼いでいるページです。情報が古くなっていないか、数字が最新か、抜けている論点はないかを点検し、まずここを厚くします
  4. 意図せずAI機能から除外していないかを点検する
    nosnippetmax-snippet:0data-nosnippetnoindex のいずれかが入っていると、検索でのスニペット表示が制限され、生成AI機能への表示も制限されます。制作会社の設定やSEOプラグインの一括設定で入っていることがあります。URL検査ツールで確認してください
  5. このレポートに数値目標を置かない
    クリックもコンバージョンも取れない指標です。KPIは従来どおり問い合わせ件数に置き、生成AIの表示回数は「どのページが読まれる入口になっているか」を知るための参考値として扱ってください

4番だけ補足します。Googleは検索セントラルのドキュメントで、AI機能に表示されるコンテンツをコントロールする手段としてnosnippetdata-nosnippetmax-snippetnoindexを挙げています。逆に言えば、これらを入れていると生成AI機能にも出にくくなるということです。「AIに使われたくない」という理由で過去に設定した記憶がある場合は、いま一度その判断を見直す価値があります。設定を外しても、Googleが再クロールするまで反映されません。急ぐ場合はURL検査ツールから再クロールをリクエストしてください。

なお、地図経由の集客も同時に見直すなら、Googleビジネスプロフィールの店舗名ガイドラインもあわせて点検してください。ビジネス名の付け方は2026年8月に禁止項目が増えています。

よくある質問

Q. 生成AIの表示回数が増えたら、問い合わせも増えますか?

このレポートからは判断できません。表示回数しか取れないため、クリックされたのか、AIの回答だけ読んで終わったのかがわからないからです。判断材料にするなら、Googleアナリティクスなどでオーガニック流入と問い合わせ件数の推移を併せて見てください。表示回数が伸びているのに流入が横ばいなら、「AIの中で読まれて、サイトには来ていない」可能性があります。

Q. 通常検索のクリック数が減りました。AIのせいですか?

断定はできません。順位変動、季節性、競合の動き、Googleのアルゴリズム更新など、要因はいくつも重なります。ただしこのレポートが増えた分だけ「AIの中で完結した検索」が増えた可能性は確かにあり、その仮説を検証する材料が初めて手に入った、という位置づけです。最低3か月は並べて見てから判断してください。

Q. AIに載るために、記事の書き方を変えるべきですか?

Googleは「AI機能に表示されるための追加の要件はない」と明記しています。したがってAI専用の書き方に組み替える必要はありません。ただ実データを見るかぎり、拾われていたのは質問に正面から答えている記事でした。読者の疑問をそのまま見出しにして、結論を先に書き、根拠となる数字と出典を添える——もともと良いとされてきた書き方が、そのまま効いていると受け取っています。

Q. 「AI モード」で見かけたのに、数字に入っていません

Search Labsの試験運用版のデータは含まれません。公式ヘルプに「Search Labs の試験運用版のデータは、現在開発中であるため、Search Console には含まれません」と明記されています。ご自身がSearch Labsに参加している場合、見えている画面とレポートの範囲が一致しないことがあります。

Q. Discoverの生成AIはどこで見られますか?

別レポート(Discover の生成 AI パフォーマンス レポート)が用意されています。この記事で扱っているのは検索のほうです。

まとめ|「見る場所が1つ増えた」と考える

  • 指標は表示回数だけ。クリック・CTR・順位・検索キーワードは取れない。単体で成果を語れるレポートではない
  • 当社管理の20サイト中16サイトで、すでに提供されていた。出ていない場合は段階的リリースか表示回数不足。あわてる必要はない
  • 実データでは、生成AI表示は通常検索の11.5%だった。無視できる規模ではない
  • 拾われていた上位10ページはすべてブログ記事。通常検索で2位のトップページも、8位の会社概要も入っていない
  • 表示回数の24%が1ページに集中。本数を増やすより、当たっている1本を厚くするほうが効く
  • 意図しない除外設定を点検する。nosnippetmax-snippet:0が入っていると、そもそも土俵に上がれない

このレポートは、新しい仕事を増やすものではありません。これまで書いてきた記事が、AIの回答の中でどれくらい引用されているかを、初めて数字で見せてくれたというだけです。そして見えたのは、会社案内ではなく、お客様の疑問に答えた記事が拾われているという、ある意味で当たり前の事実でした。

やることは変わりません。お客様が実際に迷っていることを、正確に、具体的に書く。その積み重ねが、検索結果でもAIの回答の中でも同じように効いている——今回の数字は、それを裏づけるものでした。

指標の数え方が変わる話は、検索だけではありません。YouTubeも2026年8月24日に視聴回数のカウント方法を変えました。こちらも見かけの数字は増えるのに、収益の計算に使う数字は変わっていません。詳しくはYouTubeの再生数が今日から増えて見えますをご覧ください。

なお、この記事を書いたあとの2026年8月31日に、レポートと同時に[検索の生成AI]の設定も全サイトへ開放されました。設定画面のほうは、意図せず「除外する」になっていないかを1分で確認するだけの話です。実際の画面と3つの誤解は、Search Consoleの[検索の生成AI]が全サイトに開放にまとめました。

レポートを見て数字が伸びないとき、何に手を付けるか。Googleが「する必要のないこと」として挙げた5つと、代わりにやることは詳しくはLLMO対策は必要か。Googleが「する必要のないこと」を5つ名指ししていますをご覧ください。

数字の読み方から、次に何を書くかまで。

株式会社NEXTORIAは、工務店・住宅会社・リフォーム会社に特化したAI×Webマーケティング支援を行っています。Search Consoleの読み解き、当たっている記事の見つけ方と伸ばし方、記事の企画から執筆・公開までの運用設計まで、マーケティングチームが伴走します。累計60社を超えるご支援のなかで蓄積した、住宅・リフォーム業界に固有の型をそのままお使いいただけます。

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出典

  • Search Console ヘルプ「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」(対象機能・表示されない理由・集計方法・エクスポート仕様。2026年8月18日に確認)
    https://support.google.com/webmasters/answer/16984139?hl=ja
  • Google 検索セントラル「Google 検索の AI 機能とウェブサイト」(AI機能への表示に追加要件はないこと、nosnippet等によるコントロール。2026年8月18日に確認)
    https://developers.google.com/search/docs/appearance/ai-features?hl=ja
  • 提供状況の調査:株式会社NEXTORIAが自社および支援先のSearch Consoleプロパティ20ドメインを個別に確認(2026年8月18日)
  • 実データ:株式会社NEXTORIAが支援先の住宅会社サイト1件のSearch Consoleで確認(対象期間 2026年5月17日〜8月15日/2026年8月18日取得)

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